世界遺産 熊野古道 吉野山から熊野本宮まで 70キロ 修験道=自然崇拝と神道と仏教 渾然一体 弥山の山小屋は とてもキレイでりっぱ 周辺の登山道も 危険箇所の整備みごと 木道がしっかりしていてのぼりやすい なぜか?
平成2年に 山上ヶ岳から弥山周辺へ 皇太子殿下 が登られたから 去年10月末にやった 甲斐駒ケ岳の黒戸尾根も やはり平成2年に 皇太子殿下が登られてる 健脚やなぁ
弥山の山頂は小屋のすぐ横 前日夕方に踏んだ 神社がある 夜 月の光の下で 立ち枯れの木々を見て 前途を思った 第4日 弥山→深仙宿 みせん→しんぜんじゅく 出発は 6じ30ぷん この先に 山小屋=営業小屋はない この先は 非難小屋利用での自炊か もしくは露営しての自炊で あと4日の行程をのばす 尾根筋の道 水場は限られてる第三日までの行程より 諸々の条件が きびしくなる まずこの朝の一発目 30分で 最高峰 八経ヶ岳 標高1915m →菊の窪遥拝所→船の多和 大峯中の霊があつまると言われる 楊子宿
尾根筋の道 あくまで美しい 日本庭園のよう 仏生ヶ岳 の山腹を巻く横駈 このあたり 岩の峰々が続く 岩は山の骨である 大峯山地は紀伊半島の 屋台骨である 千数百メートル級の峰々を 渡っていく道 相変わらず 登っては降り 登っては降り 背中には13キロの荷物 水は2リットル 足が痛い 筋肉も痛いが 右ひざがにぶく痛い 去年春から登山用のサポートタイツ活用してる ワコールのサポートタイツCW−X¥15000ほど 中高年登山者のちょい味方やと思う 疲労軽減 くわえて 腰・股関節・膝への負担軽減と 故障予防に はっきりと 効果がある しかしサポートタイツだけでは 足りない領域やった 6泊7日70キロの歩行 上り下りのキツさ はなはだしい じつは ちょっとナメてた 2000m以下の山がつづく 大峯山地 ぼくはねー 3000m 北アルプス いくつもやってるしねー 去年10月 週末ごとに 4回つづけて3000mに登ったしねー 白出沢→奥穂 標高差1900 9時間標準のとこ7時間半 それ登って 中4日ののちに 日本3大急坂の一つの 甲斐駒の黒戸尾根の 10時間標準の登り 8時間半 ま 長いだけで 行けるやろー とタカをくくってた が まったく質のちがうシンドサ 気力のモンダイ 敗退寸前ヤッタカモ マズイことに出発前から 右ひざに痛みとハレがあった 彦根のクラフトイベントや日常の仕事で 右ひざが腫れる 重いものを持ち上げて 不安定な姿勢で 身体をひねる 利き足の右ひざに 回転 捻り 荷重 体重自体が62キロほど 51歳のオジンやねんから しかたないことですわ・・・・ なので じつは 予定延期も考えたが・・・ 名古屋に納品に行った折に 栄にある好日山荘=山道具屋で 前から気になってる りガードとゆー膝のサポーター購入した その場で験しに 装着したとたんに 膝の痛み軽減 歩行が容易になった 横方向への膝関節と靭帯のズレを ひっぱることで防ぐから あきらかに楽になる これを装着したんで なんとかやれた 腫れた状態で はめて 山登りつつ 山下りつつ 腫れがいったんは治まった しかし 7日間の歩行 荷重かかり続ける また 腫れる 痛む膝 夜に休める なんとかなだめつつ 踏破続行できたんですわ 道具 とはヒトがなにかするとき それを手助けするために使う物 のこと いい道具 は ただ金を取りません いい道具 は しかるべき実質的な機能を発揮する いい道具 は やりたいことを やりたいように やらせてくれる いい道具 やないと 思うようにならないことも あると思う やきもん屋 いい道具 作らな
釈迦ヶ岳 への稜線 大きな岩のもと 不動明王の石造 広々と豊かに波打つ 山の波見下ろす 不動明王の石造 春も 夏も 秋も 冬も めぐる四季 雨に 雪も 霧も 風も 変わる天候 幾歳月幾星霜 自然の中で立ち尽くす 動かず ここに 八風吹不動 はっぷうふけどもふどう
禅語 うちも こー行きたいもんやなぁ
奥駈道8 宿:しゅく |