|  ヒミツないしょにしてっね♪指きりしまっしょ
 だれにも言わないっでねー♪
  ヒミツちっちゃな胸のポケットの中
 こぼれちゃいそーなのー♪
          song by アグネスチャン作詞  松本隆
 カミさんにはナイショでこれ↓買いましたー
 
 濡れない蒸れない冬山用の3重手袋 ¥8800登山靴への雪侵入をふせぐスパッツ ¥3000
 凍ったとこ歩く6本歯の軽アイゼン ¥2000
 水を弾きフリースより軽いアウタージャケットも購入 ¥12000
  道具=装備 は 要るいいものが 要る
 命がかかってる から
 甲斐クラフトへの行きしな 諏訪のインターを出ると
 モンベル(登山用具メーカー)の
 大型専門ショップがある そこで購入
 その店の存在は 山と渓谷(登山雑誌)の
 山の便利帳 で調べておいた
  でも今回の冬山行きカミさんにはナイショにしていた
 うーん ぼく35年前 城南高校山岳部月に1回は 京都北山や比良へ行き 基礎訓練
 夏山合宿は 1年は北アルプス 2年は南アルプス
 本来ならば 高校の山岳部は 雪山へは行ったらアカン
 けど城南の山岳部は顧問のセンセとOBがしっかりしてたんで
  冬山合宿 御嶽山 へ2回春山合宿 中央アルプス へ1回
 3000m稜線の冬で 雪上訓練
 冬の山がどんなものか
 そのための備えとはどんなものか
 知識と経験がある しかし・・・・
 いま思うと 15・16のガキが経験豊富なオトナに
 連れていってもーてた だけ
 去年10月末 八ヶ岳赤岳登頂が35年ぶりの 登山再開やった
  そして 今年は本格再開今年は 登山の年になった
 4月 南アルプス歩行訓練
 7月 北アルプス西穂高→奥穂高
 8月 富士山
 10月前穂高→奥穂
 加賀白山
 北穂高→槍ヶ岳→双六
 黒戸尾根で甲斐駒ケ岳
  50歳の自分の身体を使って徐々に負荷をあげて 確かめてきた
 自分の身体で いろんな実験をすること
 困難を克服し 山に登り山を下りること
 無事に下りてくること とても おもしろいこと
 もう一段 負荷をあげて 冬山=雪山はムリか?
 これを 身体を使って 確かめたかった
 
 10月25日の甲斐駒ケ岳でお仕舞いのはずやったけど・・・12月1・2日甲斐クラフト 甲府までくるとなると
 3日 八ヶ岳 冬はじめ 登れないか と思ってしまう
 
 でもそれは 表だってカミさんには云えないこと冬山はやらへん とずっと云ってきたから です
 シンパイするに決まってる
 3000m級の冬山登山をやるブランク35年 再開1年の
 単独行50才のオッサンなんて
 遭難予備軍 以外のなにものでもない
   それはよくわかってるだから 見極めたい
 なので カミさんにはウソをついて下山してからホーコクした
 上記の装備購入はいまだにヒミツ♪
 ナイショにしてね♪
 
 去年3月体重が66キロまで増えた 運動しないでボーインボーショクするから
 一念発起して毎日ウォーキング1時間
 夏には集中運動で57キロまで落としたで 安定平均60キロを維持 そして秋
 一泊二日で 八ヶ岳赤岳に登り ふたたび 山登りに目覚めた
 去年の八ヶ岳  やっぱり山はおもしろい 一人になれるから
 一人になって
 ちっぽけな自分の
 ちっぽけな命をさしだして
 ちっぽけな知恵と勇気と体力で
 つまりは全知全能をふりしぼって
 永遠・不変・絶対・強大な自然と 渡り合い闘う行い
 ほんのひととき その懐に 身を置かせてもらう行い
 3000m級その山岳の自然
 自然はときに 冷酷で非情やから
 易々とちっぽけな命を奪う
 自然はときに きまぐれな慈悲と慈愛で
 この地上でもっとも美しい
 光と影の作る光景を見せる
  だから命をかけて
 行ってしまうヒトがいる
 なにがしか
 みなさまのお心に
 とどきましたでしょーか?
 もしそーなら 
      雪の道 見つめる
 ただ真っ白
 ↑山頭火みたいですね♪
 明日もつづき♪
 冬山登山の実際 2  |