オレのハナシを聞けぇ〜♪ 2分だけでもいいぃ〜♪
飯碗より小さい品は 1個2分以内で 土殺しから切り取りして桟板に置くまでやれよ 目指すのはそこ できるよーになるには ともかく数を挽いていくしかない そのうち自然に手があがってきて かなり早くはなるけど・・・ その上のレベルにいくには 自然増 ではまだ足りない 速く挽くことを『目的意識的』に追求しなければムリ ドベの扱いがポイント 一瞬で手についたドベを切り 品もンの内/外に塗りつけ 過剰分を桶に飛ばす これらのやり方 オレの手さばきを見てマネしろ 学ぶ=マネぶ これ意外に道はない 京都の訓練校にはいってもらう でもそこで習うロクロ技は上手の土ものや 磁器のためのホーホー 初心者にはオーソドキシィを教えるってこと 現場ではツーヨーせんからそのつもりで あのやり方に染まると チマチマ/コチコチ/テーネー/キレイなモンしか できんよーになるかも 土ものの良さをひきだす ざっくりした/ラフな/イキオイのあるロクロは 訓練校のやり方をどう崩して 現場にあったものにするかや それは 段階を踏んでオレが教える おれのゆーとーりにしろ トンボでのサイズの測り方も 3〜7ミリは気にすんな 1ミリの狂いも無いロクロ これは機械にやってもらお 機械ロクロ/ローラーマシンに なんべんんもなんべんんトンボあてて 深さと直径を測り なんべんもなんべんもヘラいれてこわごわのばし のばしすぎたら竹ヘラで口縁部 輪ゴム状に切り取っって 深さをそろえる・・・ そんなんやってたら『弱い』品もンになる。 人間の手技が作った『息づかいのあるロクロ』をして 『強いロクロの品』にする これが八風窯のホーシン 生き残りの戦略 そのために 3ミリ大きい5ミリ深いに 拘泥するな トンボを当てるのは2回でやめとけ ぎりぎりゆるして3回まで ---
★生き陶 6 柄ごてナシ
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