『炭焼窯で黒陶を焼こう 成形編』
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2002/7/12,13,16日に山上小学生六年生32人を相手に
『炭焼窯で黒陶を焼こう』の指導にいってきました。
学期末図工集中講議で4,5時間。
総合授業をふまえて地域を巻き込む最初のとりくみ。
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台所用ボウルに新聞紙をあてた1センチ厚タタラを落とし込む。
ギャザーが寄るのでなだめすかして下部成形する。
ボウルが上部の重量を支えてくれるので早くに大きい物がつくれます。
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上部は紐作り、
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1,5センチくらいのヒモをグイグイと積んでは寄せる。
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時間がきたので濡れタオルを口縁部だけに巻く。ここまで1,5時間。
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2日目は板で表面を叩いて平滑にならしつつ、さらにヒモを輪積みする。
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口作りは手回しロクロで皮あて。
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装飾として印花や櫛目 |
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2日目で成形は終了。 |
最後の1,5時間は『磨き』。なんどやっても夢中になります。よく光るとウレシイ。
タイミング(乾き具合)が大事。半乾燥時にスプーンやガラス棒などで表面を磨く、
さらにビニロン紐やスーパー袋で磨くとピッカッピカ!1050度以下で炭化させて焼け
ば釉薬が掛かってるみたいに光沢のある無釉焼〆陶になります。黒い漆器と見まごう
ばかり。1100度こえるとせっかくの磨きも消えて土はざらざらしてしまいます。
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ぼくが見本に作ったもの。よく光ってます。 |
焼成は十月になりそう(9月は一月出突っ張りなので)、でもうちの灯油窯で
いったん1050度で焼いてから炭窯に一緒にいれてもらうだけ。
炭焼窯への窯詰め、焼成、取り出しなど順次HPに報告しますね。
八風窯+地域の伝承技術活用ということで乞う御期待。
『炭焼窯で黒陶を焼こう 焼成編』
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お問い合わせはお電話。 八風窯 中根 啓 0748-27-1955
または、ご意見・ご要望のページからお願いします。
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