『炭焼窯で黒陶を焼こう 焼成編』
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7月に山上小学校6年生がつくった壺は8月にウチの灯油窯で1050℃で焼きました。さて炭窯に詰めましょう。
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直径2,9m 高さ1,2m の円形炭窯。天井部は鉄板製
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天井部に壺。炭にする薪は雑木(クヌギなど)
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生ではなく1050℃で焼いてあるンで
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かなり堅いので安心して詰められます。窯詰めに4日。
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口火焚きに2日。これで炭窯内上部から奥にむかってに火がまわりはじめる。
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火がまわりだしたら、焚き口を土で埋めて、空気穴7×20センチだけにする。 |
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上部から奥へまわった火が奥から手前に燃えてくる。この間4日。 |
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5日間冷まして口切り。焚口付近1mは灰になってる。薪の容量も30%減少。 |
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窯上部に詰めたのは白いまま 天井部で800℃くらいには上がるらしい
薪の中の窯下部に詰めたのは炭素を吸収して黒くなってる・・・フーム。
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炭窯の中は灰で灰で、息が苦しい。 |
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白い物ほど上にあった・・・ |
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水止めに液体セラミックをかけまわして全員に引き渡す。 |
うーん勉強になった。
以前、少量(壺3、陶箱6)入れた時はどの位置に入れたものも真っ黒だった。
今回は37個の壺。窯内の炭になる薪以外の空間(そんだけ空気があるってコト)が
大きかったから白いものが約半数できた。
全部黒くするのを狙うなら壺の中にも木くず、または炭を詰めてもっと空気を少なく
する必要あり。それと天井部に平面的に置くより、いったん焼いてあるんだから3段、
4段と縦積みするほうが良い。ひとつも割れなかったしね。
ほんでもってバリ島のサヌールのブティックで見つけたぁ、ロンボク島で焼かれてるぅ
、黒に赤褐色の斑入りの物を焼くのにはぁ・・・(当HPの『バリ小説第3日』の画像
を見よ)・・・
へっへっー、今はヒ・ミ・ツ! つぎの炭窯に入れてもらって確かめよーっと!
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ぼくが炭窯に入れた壺2点。
陶匣はナマからイッパツ焼きで、灯油窯サヤ詰炭化焼成1050℃
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どうですか、『黒陶』焼いてみたくないですか?
みなさんの要望があつまれば町営のキャンプ場・バンガロー施設『愛郷の森』の
炭窯で黒陶を焼くメニューができるんですがねー。やりましょうよー。
11/24には『簡易版ドラム缶で焼く炭』の実験焼成をやるんで、そん時も黒陶を焼い
てみまーす。
◯八風窯で作陶してバンガローに泊まって『八風鍋』を賞味して、1泊2日。
黒陶制作で4000円、宿泊、食事で6000円かなぁー(あくまで予定)。
町場の陶芸教室の出稽古としてお考えになってみてください。
ぜひ御要望をお寄せください、町当局と掛け合って低料金に押さえ込みますから。
『愛郷の森』は大阪・名古屋から1,5時間、名神八日市ICから15分ですから。
お電話0748-27-1955 またはメールで!(happuyo@t-craft.com)
みんなでやりましょうよ。
☆陶芸指導の立場にある方へ:このノウハウの欲しい方はご連絡くださいませ。
山間地の伝承技術『炭焼窯』を黒陶と結びつけることで次世代に引き継ぎましょう。
遠慮なくお問いあわせくださいませ。
成形はこちらをご覧ください。
『炭焼窯で黒陶を焼こう 成形編』
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お問い合わせはお電話。 八風窯 中根 啓 0748-27-1955
または、ご意見・ご要望のページからお願いします。
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