すべての高い山は 昔っから パワースポット 多くの人たちが 宗教登山 信仰として登った 江戸期の修験道=山岳信仰=神仏混淆したアニミズム その代表的な山が3つ みんな講を作って登った三山 立山信仰 富士信仰 白山信仰 この3つの山 越中 立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ と 越中八尾の風の盆唄 越中おわら に唄いこまれてる 三山をすべて登る 三禅定 なんてのもすでにあったらしー 越中富山では すべての男は通過儀礼的に 立山に登る なんてことになってたりもして 修験道としての立山信仰 その信仰を絵解きしたものが 立山曼荼羅 剣岳は 地獄の針の山 として 左端に描かれる 立山 とゆーのはこの山のエリアの総称 立山 とゆー名前の山はない 右から 浄土山 雄山:おやま 真砂岳 富士の折立:おったて 別山:べっさん 剣山 これらを総称して 立山 とゆーてるわけですが
いくつか残る どの立山曼荼羅でも 剣は左端 地獄の針の山 登れない山 登ってはいけない山 として描かれてる・・・・
早月小屋よりさきは ひとりの山だった
12じすぎから 登って登って・・・ ソイジョイを1本喰った カロリーメイトを1本食った
北方稜線の岩場はスゴイ
1人の山 乾いた岩場に立ち 風の中に身を置き 過ぎていく今一瞬一瞬
ただちっぽけな命として ひとり
鎖:くさり
すがり ひとり 高みへ 高みへ
さびしいことは 好きである
室堂が見えている あそこにはホテルがあり 観光客たちの 喧騒がある
浄土山 雄山 真砂 別山 去年 新雪を踏んで渡った山々 剣沢 一夜を寝て 雪渓を下った沢
稜線に分岐点を示す道標が見える 夕方4じはん 頂上直下にいたり 最期の岩場 鎖にすがり・・・・ 分岐 ザック下ろして空身 山頂までは ひといき
17じ 2999m 山頂の祠
なんとか無事にのぼってきました なんとか無事に下ろしたってください 北アルプスの最北部に位置する剣岳:つるぎだけ ここより北には もう高い山はひとつもない 西 黒部ダムの作る黒部湖 今は雲海の下 雲海の向こう 後立山連峰の山々 夕陽 急速に落ちて 剣の大きな影 影剣が
鹿島槍ヶ岳に 突き刺さっていく
影剣:かげつるぎ が 槍につきささるとこ 見た♪ 山頂には 10分もいたろうか
テント晴れる場所を見つけなければ 分岐にもどり ザックを負い・・・ 一昨年 すでにたどった この稜線の下り
岩場には 16箇所の 鎖場が連続してる 下りの難所の一つ カニのヨコバイ まあ 足場の見えへんとこあるし そこはコワイけど まあ 無事にクリア その先にアルミばしご
ここコワイで 26段 かなりの高度感 慎重に下りる 下りたとこに おっ! 仮小屋 この前に張るか いや・・・こっち もっとエエ場所 コンクリートの壁 広さ 安定 風よけ 申し分ない けども・・・岩の崩落があった場合
壁に近いほーがええんか? 遠いほーがエエんか? 壁に寄せて 張ることにした 17じはん 急速に暮れていく テント設営を急ぐ
ふーーーーーっ♪
結局 馬場島から山頂まで 10時間かかった ガイドブックのとおりや まあ 休憩メシいれて 10時間きっかり 覚えとこ・・・・ トリスポケット壜 ぐびぐびと 1本あけた ちぇ! アテ買うのん忘れた・・・・ サトウのゴハンあっためて レトルトの牛丼(お湯かけるだけ) ぶっかけて けっこうイケル 山道具屋で買おた最新のレトルトは さらに どんべいのたぬきそばまで むさぼり
11日の夜は 剣岳2950mあたり
下りルート カニのヨコバイ の直下 =上りルート カニのタテバイ の横っちょ ここで 寝た♪
影剣:かげつるぎ が 槍につきささるとこ 見れた 果報♪
ほな 豆奴はん あんじょうに♪
へー こんなトコで 夜を過ごして 寒いことおへなんだか?
剣 下り 道のり |