３５年ぶりに おととしから再開した 山登りは
さまざまなものを わたくしにもたらしました 山に登れてること 思えばフシギなカンジがします ８年前４６歳 長男が６年生のとき 小学校の遠足がありました
鈴鹿の裏山 杉峠往復 ってのがあり ＰＴＡの役で
いっしょについていって 登り下りで５時間ほどかな
下りて来たら 膝が痛くて痛くて びっこひいてました あー オレはもう
動物としては使い物にならへんねんなぁ・・・と 田舎に住んで クルマで動いてる やきもん屋＝座り仕事
それから一念発起して ちょい水泳やったり 週１で
スポーツチャンバラやったり しかし３年前 の１年間を
みっちり歩きこんだおかげで 山登りが再開できたんですわ♪ 山登りの用語は
英語ドイツ語フランス語 明治日本の陸軍用語がまざってる ハーケン ザイル コッフェル アイゼン ←ドイツ語
岩に打ち込む釘みたいなん ハーケン＝ピトン←フランス語
雪のとき足に履くギザギザ アイゼン＝クランポン←同上
外で寝るときの布製の仮部屋 テント（英）＝天幕←陸軍用語 ピッケル ツェルト ビバーク トラバース ザック
アンザイレン ハーネス ビレイ・・・なんかオモロイ♪ で コッフェルの重なり 
コッフェル＝鍋＝クッカー 家族４人 ４泊５日の山の暮らし
その調理と食器をこの２つでまかなえる 左の青いのん 直径１０センチ 高さ１３センチ
右の黄色のん １７センチ角 高さ１３センチ 青のんの中には 
深 浅 ２つのクッカー と
分解したガスカートリッジ＆バーナー部分 が収納されてる
黄色いのんの中には もう一つのクッカーセットもあり・・・
こんだけのもんが 入ってる
うーん ほんとに すぐれた いい 山の道具 である
うーん 自分は 手作りで ふだん使いの家庭食器を作って
それを売って お金をいただいてる それがなりわい うちの手作りの家庭食器 それを買ってくださる方々が
うちの品に求めてはるんは なんなんやろう
どこにお金を払ってくれはるんやろう ぼくは なにを作っていて
ぼくは なにを売ってるんやろう
ぼくが 自信を持てるポイントはどこにあるんやろう てなことを 山道具をとおして 考えるよーになった 質実剛健 ヘヴィデューティ 厳しい使用条件
気安く使え できるだけ安価で・・・
家庭で 憩うときに使う器ですから
お茶飲んだり ご飯食べたりするとき
くつろぐとき 心をゆるめるときに使う品ですから 和みとやすらぎをもたらす 外観と使い勝手
ともに備えた品をつくればいい
自作を 美術としてではなく 道具として批評する視点
美 は みんなちがってみんないい それは競えない座標
自作の 美 に惚れてしまうと なりわいの内実を見失う
冷徹に モノの実態のみで 自作を批評評価していく態度 こーゆー視点と態度を 得たことが 山登り再開したことの 最大の収穫 やと思います♪
いままで 秋にヒトのあんまり居ない 山を登ってきたんで
お盆の最盛期の 北アルプス槍穂高の ゴールデンコース
たーくさんの登山者を見ることも オモシロかったです♪
すれ違うとき
ほかのヒトが どこのザックを背負ってるか
どーしても 興味深深で見てしまいますわー ミレー ドイター オプスレー カリマー
ゼロポイント ノースフェイス おっ マムート♪
おっ グレゴリー♪ ってカンジで振り返って見る♪ ぼくが高校の山岳部ときみたいな 大キス＝キスリングの大
のヒトは一人もいませんですわー 一組２人だけ 地下足袋のヒト
いやー ぼくらは雪の無い山は 地下足袋でしたんでねー ナツカシ♪ ニッカボッカのヒトもほとんどいないんですわー 隔世の感
ほんでねー テレビでゆーてて ホンマかなー？ と思もてた
オシャレ登山者の増加 ほんまでしたねー
オシャレさんたちが山に たーくさん来てる・・・・
だいじょぶかな？ このケーコーは・・・・ 青山とか原宿とかに 登山道具メーカーの専門店や
オシャレかわいいに特化した女性向け登山用品の
セレクトショップが たくさん出店してて
若い女性のあいだで おしゃれな登山 がブーム
とテレビで見たんやが・・・ オシャレな若い女の子 男の子 がいっぱいいましたー♪
まあ ご無事な登山を 質実剛健志向の山オヤジとしては願うばかり
でね 困るなぁ と思った キレーなおねーさんのファッションがあって 下半身にフィットするサポートタイツ ←ぼくも装着してるもの
上には短パンをあわせるのがフツー ←ぼくもそーしてる
すれちがった そのおしゃれキレーおねいさんは
膝上１５センチの 短い巻きスカート を巻いていた・・・ これ コマルでしょ
このファッションのおねいさんが
ぼくの前 歩いたはったら コマルでしょ
上にあがって行かはって 後ろやったら コマルでしょ 煩悩 ボンノー ・・・山にまで持ち込みたくない
北岳に１泊２日 なか一日 槍穂高３泊４日
こーゆー山行きすると 足がむくみ ます♪
カミさんの足 かなりムクみまして パンパン
ぼくの足もそーでして 手も同じく むくんだ
ところが子供らは 一切そんなことがない カミさん帰宅して６日たって やっと足のむくみが消えた
ぼくは１日早く消えた 手の方は 山を下りてすぐ消えた で カミさんがゆー
むくむことで 体重が２キロも増えた
山下りてすぐは 通常より２キロも増えてた
６日たって むくみが消えると ２キロが減って もどった
ぼくも日が過ぎて 体重が１・５キロほど減った 山に行くと 体重が増える と思っていたが
これは 年取った人間の身体の生理的反射の働き やな きっと キッツイ行動
年齢の上の者は 摂取した水分が
リンパ液になって なんとか折り合いをつけよーとする
体力維持とか回復とか ある種の反射とゆーか 反応をして むくむ・・・
なにかを補おうとして むくんで その分 体重が増える・・・
山下りて 平常にもどれば その分は 自然に減る・・・・
なんかオモロイー
自分の身体だけでなく
カミさんの身体の反応も知れて よくわかった
身体を使こて
実験するのんは
なんかオモロイー♪ 奇跡の８日間 走りまわり | 
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