先週金曜 8月14日 槍平 うちの家族4人 テントに寝た このテントは高所山岳用ではなく オートキャンプ用っちゅーか トレッキング用なんですねー 15年ほど前に買おたヤツ こどもらがちいさいころは これでよく北海道に行った フライシート(雨用の覆い)のシームははがれてる テント場の よそのテントは 最新の山用ばっかりですわ うっとこのんだけ 古いトレッキング用ですわ こんなん稜線で 横から風が来たら飛んでまう こんなんちょっとキツイ雨が来たらズブヌレですわ そやし そろそろ ええのん買わなあかんのですわ・・・・ テントの下に引き込んだんは 重い防災用シート 寝袋は2つしかないんで タオルケット3枚担いできた サーモレスト(空気入れて膨らます断熱マット)は2枚 そのうちの一枚は 穴が開いてる ことが使ってみて判明 道具が無い中でする 登山なんである カミさんは いい寝袋にいいマット もっとも篤く遇する リツは 36年前のペラペラの寝袋 ちょっとコゲてる ガクは 寝袋のカバーに穴あきマット タオルケット2枚 ぼくは マットなし 寝袋なし タオルケット1枚を敷きこみ リツと ぼくが 端っこに寝た 寝袋もねー オートキャンプ用のかさばる安モンと ぼくが高校山岳部のときに買おた夏用ペラペラのボロ そやし そろそろ ええのん買わなあかんのですー つまり ぼくが一人で雪山に行って −15度で寝るための ええテントとええ寝袋を 買わなあかんのですわー ☆このへんの事情を それとなく カミさんに わかってもらう その 根回し工作としての 今回の山行き でもあったわけでね・・・・ ぼくは すべての服を着込み 合羽も着てフードもかぶり その裾のコードを締め上げて これはこれで寝袋状である 夜半冷えてくる 外気は6〜7度くらいである 腰の部分から シンシンと 冷えて来て 眠れない 敷きこんでいたタオルケットを 腰のところに巻きつける これで ずいぶんと暖かくなる ウトウトとしかける がっ! 夜中2じに ガクが騒ぐ 寝づらいと 文句ゆー ぼくが敷きこんでたタオルケットをよこせ と主張する 渡す 3じかなぁ 表が明るい 出た 半月が中天にかかってる 山々が月の光に照らされてる 槍平小屋の中のベンチで眠るかとも思ったが もどった となりのカミさんが 寝袋を大きく開けて ぼくにかぶせてくれ 抱きついて暖めてくれたんで すこし 眠った♪ まわりのテントのみんなは 早立ちである 4時を過ぎると みんな起きだし出発準備の物音 うちも起きる 朝メシは コンビニで買おた オニギリ2個 焼きタラコ シャケ そして湯を沸かして 味噌汁一杯づつ テントをたたみ それぞれのザックにパッキング これが結構 要領がいるんで リツガクのパッキング ぼくがやってやることになる カミさんが 一番ちいさいザック15〜20Lくらい ガクが 25L 外付けでマットやシートも リツが 32L ザック外付けで寝袋 テントのポール ぼくが 45L なんやかやと引き受ける 出発7じかな 飛騨乗越へ 4時間半で 1500m登る そーとーキツイ よく晴れ渡っている 登るにつれ 空気は涼しくなるが 強烈な陽射しで 汗はしとどに流れる 谷をへだてて 向かいに 笠ヶ岳の雄大な姿がずっと見えてる 2500あたりが森林限界線 まだまだ急登が続く リツガクはゲンキゲンキ トットコトットコ行くんで 先に行かせ カミさんと2人 じわじわと登っていく 多くの登山者が 入ってるお盆の北アルプス 挨拶をかわし どーぞお先にと道をゆずり じわじわと・・・ 見えた! 3000mの峠 飛騨乗越:ひだのっこし ぼくらはしっかり4時間半かかったが リツガクは30分は待ってたやろー
ここまできてはじめて ズバーン と槍ヶ岳が見える
まず昼メシ コンビニで買おたパン3個 ソーセージ半分 それと水 気圧が低いからパンの袋がパンパンに膨らんでる
飛騨がわ=岐阜県がわには ガスが湧き始めてるが 信濃がわ=長野県がわは 晴れ渡ってる 信濃がわの気圧が高く ガスは峰を越えずにとどまってる ザックはここに置いて 槍ヶ岳へは空身で往復する 槍への往復で1時間20分かかる さ 急ごう! 槍ヶ岳山荘まで ちょい登りちょい渡りで 10分 カミさんとリツが 有料トイレを使ってるあいだに 小屋で天候情報を仕入れる また 今後のために 宿泊しなくても弁当が買えるかどーか聞く ×=ダメである 小屋の前にはたーくさんの登山者たちたち 晴れ渡った北アルプス 槍ヶ岳の光景を楽しんでる 槍ヶ岳は すぐれたアトラクションである 岩だけでできた 高さ200mの 登るアトラクション 家族で行った 長島スパーランドには 2つの名物アトラクション 木製ジェットコースター ホワイトサイクロン 鉄骨ジェットコースター スチールドラゴン それにならって言えば 槍ヶ岳は ホワイトロックピーク♪ スリルとアドベンチャー! 勇気とバランス! さあ槍ヶ岳の山頂に立ってあなたも英雄に! 30分で登れる♪
この斜度は まさしく 天に向かって登るカンジ♪
8月14日 昼12じすぎ ちょい混んでるとは言え 大した待ち時間もなく どんどんと上っていく
最後の2段のハシゴは さすがにコワイよー♪
2年前 10月16日 早朝5じはん ここを 登ったときは 氷がついてたし だれも いなかったんで ハシゴを抱き 一段一段 登ったが 今日はスイスイと登れる♪
登頂♪
3180m 日本第5位 2回目♪ 山頂には 30人ほどの人がいたかなぁ ツアー登山の人もいたはったなぁ ガクもリツも 360度さえぎるもののない視界に 目を見張ってる ゼンブ見えてるんで これからのルート説明をする ぼくらがザックを置いた飛騨乗越 あそこから 今日はその先へ 3時間進む 大喰岳:おおばみだけ 中岳 南岳 きっと5じ到着 今日は南岳のテント場で寝る 明日が問題 南岳の先で 北穂高岳との間が 大きく落ち込んでるやろー あれが 大キレット と呼ばれる難所 危険箇所の連続するとこ ま 天候がいいし きっと みんなで越えれる キレットを越えて 北穂高岳から 涸沢岳:からさわだけ 降りれば白出のコル そこにある山小屋が 穂高岳山荘 その先に大きいのが 奥穂高岳 左に 前穂高岳・・・・ 北アルプスにある 超有名アトラクション ホワイトロックピーク つまりは 槍ヶ岳 山頂滞在は15分ほどか はい 30分で下りて 10分で飛騨乗越 にもどり また 重ーいザックかついで はあ シンドイのー と 3時間を歩いて 無事 南岳テント場に着きました とさ♪ 5じはん♪
さ 明日は 大キレットを越えます♪
キレットのトンガリ |