弥生3月 春風ふいて どこかで 春がうまれてる きのうがレンの卒業式 カミさんが撮ってきたのがコレ↓ 春の制服はちょん切られたりもする レンは前列右 人口6700の山里 町内に1校しかない中学校 1学年2クラス70人の永源寺中学だって 町場の中学校とモンダイはいっしょ 今の中学生やもん
この年代の子たちのカラダの中では ホルモンとゆー怪物があばれまわって 身体と精神を根底から作り変えてる=第2次性徴ってヤツ ココロは不安定でトーゼン そこへ持ってきて進路選択をせまるオトナの『社会』 しばりあげる装置としての『学校』と『家』 親/教師だって知ってることは少ない たまたまのひとつの生き方を選んだだけ そんな親/教師にみちびかれたり まわりのトモダチの動き(ふつーの行きかた)を見て なんにもわかってない状態で 自分の進路選択をせまられる さぞやウザイことやろなぁ さぞやムカツク日常やろなぁ 群れ=仲間の中でユルんでいる時がいちばん安心やろなぁ まだこどもののままでいたい欲求と はやくオトナになりたい欲求と 人とはちがう自分でありたい欲求と 群れのなかでぬくぬくしてたい欲求と ないまぜの渾沌(カオス)がいろんなことをひき起こす ガラスも割れたし 体育館のドアもぶっこわれた ケーサツも来たし 連れて行かれてこずかれた 先生を困らせたし 親を泣かした 下級生と対立したし 日野中のワルの侵略もあった でも卒業 卒業式に制服の下半分をカットしてきたレンの友だち まわりの先生とオカーサンたちを驚かせた 下半分のない制服 レンがいつものよーに学校帰りに遊びにいったら 一生懸命 切り取った裾を縫ってたんやて その姿を想像するとほほえましい いい演出やぞ すばらしいデザインやぞ ○○君 下半分切り取った制服はショーチョー的や 『自由への長い道』のはじまりを象徴する舞台衣装や みんなみんな自分独自の舞台衣装を身にまとって もっともっと高度なカオスへと突き進み 見果てぬ夢=自由をさがしに行け そのあがきの中からなんか生まれてくるかも でも死ぬなよ そんなあがきの果てに 足下にあった ささやかで ふつーのシアワセが かがやきだして見えてきて 反発してきた親や先生や大人たちの シンドサやくるしさやエラさが分る時がきっと来る せーだい自由をもとめてあがきにあがき できたら早く自由の限界を見極めて この『社会』での居場所を見つけ・・・ オカーサンを泣かさんと 安心させたれよ・・・ ○○君 ボクシング がんばれよ
春の地震 につづくぅー♪ |