| 弥生3月 春風ふいてどこかで 春がうまれてる
 ウチの長男 嶺(れん)がおとといの晩10じから朝の4じまでかかって
 作ってたんはコレ↓
  長さ16センチ
 うっ上手い・・・うーん・・・
 これレン君 愛用の1足をつくったんやな『es』:えす、ってゆースケートボーダー御愛用ブランドの1足
 レンが履いてるスニーカー これ1足¥12000です・・・
 隣町の水口町のスケートボーダーショップで入手いまはそんなもんまであるんですよね 滋賀のイナカでも
 そこは店の前に試乗できるコンクリートのコースもあって
 パイプ状になってるバートとかレールとかいろいろ
 そやからボードやってるやんちゃ好きな少年たちは親にせがんでそこまでクルマで連れていってもらう
 トモダチさそって同乗してね
 だいぶ怒ったンよねー・・・レンが中2の時にその店でこれ買いよった時・・・
 オレがそーゆーもんに金使うことおぼえたんは短大のときやってんぞ『ポパイ』でベンキョーして
 「スタンスミス」買おたんはっ!
 19才やし自分でバイトした金でやぞっ!
 註:スタンスミスはアディダスのテニスシューズ1975年当時で¥12000いま¥7000くらい
 14才が買うスニーカーのネダンとちゃうっ!自分の懐具合にみあったモノを買え!
 れん君反論↓
 おばあちゃんからもらったお年玉で買ったンやしそれにトトもゆーてたやん
 デザインにお金を払う:美的付加価値にお金を使う自分でもそれをやりはじめろて
 なけなしのオカネで良いモンを買おーと
 まず一生懸命 見て・考えて・買え ってゆーたやん
 手痛い失敗してショーモナイもん買おてしもたって思うのもダイジやてそれ含めて自分の『眼を』作っていくんやて
 それが勉強になるんやからケチらんとお金を使こて勉強しろてそーやって物の善し悪しを見分ける『眼』を作らなあかんのやって
 ものを作る人間はまず『見る力』をやしなわなあかん
 そのために『買え』ってゆーたやん
 ↑ゆーた それは確かにそーゆーたんやけど・・・
 14才が靴1束に¥12000・・・
 それも聞いたこともないブランド
 ・・・ゼイタクや ・・・分不相応や
 ・・・そーゆー時代なんかなぁ
 ニッポンの豊かさとおたく文化の細分化と深化が
 人口6700の町に住むスケートボード好きの14才に
 ¥12000の靴を買わせる・・・そんな時代になったんやなぁ
 ま レンの粘土細工には一生懸命さがにじみ出てるこの物を作ることへの一生懸命さ
 そのことを喜びとする性質(たち)は
 鍛えればモノになるかも・・・
 
 レン 京都の美術工芸高校に合格してよかったなぁ
    おめでとう 
 
 春のシマシマ道 につづくぅー♪ |