卯月4月 春風ふいて どこかで 花が散っている 昨日はダブルで入学式 カミさんは次男 律(りつ)の 永源寺中学の入学式 ぼくが長男 嶺(れん)の入学式 京都の銅駝(どうだ)美術工芸高校 この高校は市立やけど制服がない 私服です 河原町二条あがった鴨川ぞい 場所が京都のまんまんなかで 映画館も美術館もいろんなショップも すぐ近くなんで嶺はウレシイウレシイ なにしろ永源寺町は人口6700の山の里 町内には信号機が3個しかないもんね(マジ) 町場でくらすってことが世界と出会うってこと この学校は京都絵画専門校として125年前の創立 ぼくが高校生のころは日吉が丘高校の美術コースとして 東山九条の東福寺のちかくにあったけど 25年前に銅駝美術工芸高校として独立 1学年90人 うち女子が80人 男子はたったの10人 高瀬川ぞいの木屋町の桜が散り染めていて春爛漫 はらはらと舞い落ちる桜の花びらの下を 父子で入学式に急いでると ある種の感慨も湧く きっと嶺はもうウチには帰ってこない気がする やきもの屋にはなってくれへん気がする この高校でセンセーや友だちのエーキョーを受けて ぼくとは違う生き方と道を見つけて そのうち自立したオトナになるんやろう 松本隆 作詩 斉藤由貴のあの歌みたいや 制服の赤いスカーフで 流れる時間を結びたーい ダメーね 京都の町でかわっ〜てく レンにいちゃんの未来〜は しーばれな〜い♪
こんな小さかった子が こーなって こー
春の祭 1 につづくぅー♪ |