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  宝剣岳のトンガリ 4

宝剣岳のトンガリ 4

2009年6月8日 月曜の夜
ここに 東京からの3人と同宿した

先行して早く入ったんで ぼくはすぐ メシ食った
バーナーで湯を沸かし さとうのご飯 15分あっためてから 
その湯でレトルトカレー を8分加熱 その湯でインスタントコーヒー 
昼には食べなかったコンビニの巻き寿司 チョリソマヨ味1本
以上を とっとと食って 晩飯は終わり

 行動中に飲むため お茶のペットボトル 500mlが2本
 この晩飯と明日の朝食昼食のために 水2Lを担いで来た
 水だけで3キロの荷 

 ここは中央アルプスなんやけど その水は南アルプスの水♪
 採取地は山梨県北杜氏白洲町や あ 秋にいつも行く
 台ヶ原宿クラフト市のそば 甲斐駒の下 あっこの水か・・・

 ともかく山登りは 衣食住のすべてを担いで移動する
 そして単独行やと そのすべてを自分で担ぐ
 おそらく今回は 20キロ越えてたかなぁ

何人かでパーティを組んだら 
共同装備と食料を分け持つことができる そして個人装備

遅れて到着しゃはった3人パーティ の食事準備
かなり驚いた 米をとぐ とゆわはったんで 驚いた
うん それで 3人とも 60Lのでかいザックなんやな
けど 地図には載ってる この非難小屋の下の水場は涸れてた
ともかく持ち上げた水で 3人は餅・ラーメン・ごはん の晩飯

とつおいつ なんとなく話がはじまる ぼくが聞いた

 宝剣からの稜線で アイゼン履きましたか?

  いや 履きかなかった
  あの 残雪100mトラバースも
     履かずになんとか乗り切りました

 この小屋の上の雪 
 明日 朝いちばんは 凍ってるでしょーねー 
 明日 アイゼン履きで 出なあきませんねー

  うん あの登り 明日の朝は 必要

 明日 どこまで行かはるんですか?

  空木の非難小屋 もう一泊

 ほー ならば余裕ですねー・・・
 うー ぼくは下まで下りんなんので・・・
 うー 早立ち 朝ばたばたすると思います どーぞ・・・

東京からの3人 前の職場の山仲間 昨日の夜10じ 新宿で合流
62歳男性の運転で駒ヶ根到着 2時間寝た かなり山やってる人
若い女性もそーとー ザックにつけてるアイゼンは 8本爪やけど
出刃=前にでてるタイプ 12本爪も持ってるそー この女の人は 
南アルプス茶臼岳の 小屋番のバイトにも入ったこともあるらしー

 てなことを だんだんに察知しつつ 8じはん オシッコ 
 外に出ると 駒ヶ根と伊那の街の灯り はげしく瞬いている・

 夜の帳:とばり 
 夜も光を持っている
 かすかに青の混じった 夜の底 
 はるか見下ろす平野は 水底のよう
 街宝石箱をひっくり返したみたいにキラメク 街灯り

一夜は明ける 4じすぎ
みんなまだ寝てる が バーナー点火 400ccの湯
朝メシ昼メシ2食とも アルファ米 150ccの湯 チャック
これで30分放置すればメシができる 朝は白米 昼はワカメご飯

待ってる30分でパッキング ザック仕上がり
晩にあまったカレー 残りのお湯で加熱 白米にぶっ掛け
そのお湯でコーヒー コーヒー持って外に出ると 夜明け

 陽ぃが出ますよー 

と 起きた気配の3人に声をかけた



オネイサン 
お願いやから 
その光の中に 立たないで・・・・・惚れてまうやろーーーーーっ!

八ヶ岳全山 鋸岳 甲斐駒 仙丈 北岳 間ノ岳 農鳥 塩見

悪沢岳 赤石 聖 光 茶臼・・・・ぜんぶ 見えてる・・・

ああ 塩見の左肩 富士山やなぁ・・・

あ? 八ヶ岳の左奥 妙高 新潟の山?

ならば その向こうは日本海・・・



八ヶ岳の向こうから 雲海を通して
この朝一番の光の矢が 飛んできて 我と我が身を刺し貫く

めったにない 山の神さんからの ギフト♪
これもろてしまうと 山がやめれんよーになる♪

 はい 3人さん 朝飯の準備中でしたけども
 自分のトコの掃除 なるべくホコリ立てんよーにやって
 外でバッチシ アイゼンつけてから・・・

 ほな そろそろ 行きます
 そちらさんも 気をつけて

6月9日 歩き出し5じ15ふん 檜尾岳非難小屋出発
すべてが 朝の光に祝福を受けてる 気分爽快 
最初の雪の登り100m アイゼンがよう利く
            ピッケルがよう利く
            右に宝剣のトンガリ
            左に空木のトンガリ
            背には朝の太陽の光

   サンシャイン〜♪
   オンマイショルダ〜〜♪
   メイクス ミー ハピ〜〜〜♪

ハァハァハァ・・・
歌うのやめよ・・・
朝の一発目は・・・
息が切れる・・・・ はい檜尾山頂 アイゼンはずして・・・


檜尾から望む 空木

空木までは まだまだ遠い・・・登っては下り
               下りては登り
               はい2時間ほどで・・・熊沢岳山頂
                          2778m

途中 何箇所か 雪の残る斜面の トラバース=横渡りがあるが
別ルート回避と 迂回して下り 雪面ピッケル打ち込みでの登りで
アイゼンは一度もつけずにすんだ

熊沢から望む 空木 ↓


空木までは まだまだ遠い・・・登っては下り
               下りては登り
               はい1時間半ほどで・・・東川岳山頂
                           2671m
               こっから急下降する

ひー 木曾殿乗越:きそどののっこし 2505mへ 166m下って

ひー 空木への登りは 一気に 360mもの直登・・・・・

ひー あれかよー



東川岳から望む 空木

ひー キツそー 

はい 20分で木曾殿山荘 9じ着 ここまででも4時間
はい 水の補給 のこりは300ccほどしか おまへん
 
もし ここの水場が涸れてたら 先の水場までは 3時間
うん かなりヤバイ状況 この小屋のそば 木曽側に水場とか

あ? 水場を支持する看板やと思うけども 字が消えてる
まあ こっちやろし・・・この沢は涸れてる この沢も涸れてる
あ! 義仲の力水もう少し の看板発見♪ 樹林帯をかなり進む
おー 潤沢な流れ うーマイウー♪ ゴクゴクゴク 生き返るー♪

 木曾殿山荘から 木曽側へ 樹林帯をトラバースして
 片道7分下りたトコに名水 義仲の力水 があります♪

さてと・・・9じ40ぷん 最後の登り ガンバロ
ハァハァハァハァ ハァハァハァハァ 1時間40分

空木山頂に至るまで いくつもの岩のピーク連続する
ここか? ここか? ここか? まさかあの先なんやろか? 
で 4つ目が ほんまの山頂 11じ20分着♪

ね ここまでで 朝から6時間 かかってまっしゃろ
ま 長丁場は覚悟の上 大体12〜14時間行動がフツー♪



はるかになった 木曽駒 宝剣岳のトンガリ 
        泊まった檜尾の非難小屋も 見えてる

        御岳山 乗鞍 おっ!穂高や槍も見えてる
        ずっーと見えてる南アルプスと富士山

穂高・槍・剣 は すでに登った  
後立山と表銀座 はまだやなぁ また行こ
甲斐駒・悪沢・赤石・南八ヶ岳 富士山ももう登った
この夏この秋この冬 仙丈とか北岳を考えてるんやけど・・・

こーして見ると すでに だいぶん登ってきたんやなぁ・・・
こーまで見渡せると 立体的に位置関係が把握できるなぁ・・・・ 
ほんまに 一目瞭然 やなぁ・・・ 

前方には・・・



南駒ケ岳 2841m いずれ・・・

西には 恵那山か 去年5月に・・・



空木山頂 ぼくのザック 

今から下る 池山尾根 ぜんぶ見えてる


お さっき下の 駒峰ヒュッテにいた
単独行の人が 上って来ゃはった 言葉を交わす

昨日の晩 大阪からクルマで 今朝から池山尾根を登り下る と
先の状況を聞く もう危険箇所は無い 雪があるけども安全 と

ちょい先行して下り始める 11じ50ぷんころか
まだまだ先は長い この尾根の下り5時間はかかるもん



お 彼も下りて来た 空木 これが 見納め

もう安全 気持ちにゆとり 水も潤沢

樹林帯の雪 踏み抜いたりして てこずりながら下る

朝5じからの行動 休憩のたび ソイジョイ1本づつ食べてるけども

はぁ 腹へったぁ〜 で大休止 1じ♪


湯を沸かし 朝に作っておいた ワカメご飯加熱
その湯で レトルトシチュー加熱 ぶっかけて食う
その湯で コーヒー 

追いついた 大阪の単独行の人にも コーヒーをふるまう
なんじゃかんじゃ と山の話で もりあがってしまった・・・
 
食後 彼には先行してもらって ゆっくり下りた
季節が先送りされていく 冬→早春→春→初夏へ

カラマツの芽吹き 木々の芽吹き 若葉の勢いが強まり
長い長い長い 池山尾根の下り ツツジの赤に目を見張り
林道に出てからも まだまだ1時間ほど 下って ポカッと
スキー場の駐車場=くらふてぃあ出展者用駐車場 に出た♪

はあぁあああああああああああ 着いた♪

8日に 駒が池から出発して 
9日に 駒が池にもどったんは 5じはん

歩き出しから12時間 実働10時間か・・・ 
ええ山行きでしたー♪
 



やっぱり 宝剣のいただき トンガリ♪

また 来年♪

 

宝剣岳のトンガリ 1

 




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