益子陶器まつり 益子VS笠間(2000年春)
|
益子 第60回陶器まつり
|
笠間 第19回 陶炎祭(ひまつり)
|
|
|
益子の景観を特徴づけてるのは
ケヤキの巨木
まるで熱気球のように伸び上がる
緑のフォルムがいくつも
|
炎まつりは工芸の丘
茨城県立陶芸美術館
の横の多目的芝生広場に
テントが157張り
|
|
|
こわれかけた(でも現役)製陶所
|
|
|
|
見目陶苑周辺のテントグループ
|
益子も笠間も鯉江調は大はやり
|
|
|
佐久間前のグループ
|
|
|
|
一番売れる城内坂周辺
|
笠間のディスプレイは
|
|
|
つかもと陶芸広場この裏にも
大きいテントグループが。
|
とても凝っていて
|
|
|
わたしが出店した『陶のね』
軒下は笠間でやってる永田さん
|
各出展者の作品を
|
|
|
八風窯はこんなに奥まった場所に!
|
引き立てている
|
|
|
バス亭の読みは(さやどかみ)
|
|
|
|
すごい雹(ひょう)が降った!
|
トロピカル?
|
全体的に益子は分散・ゴチャゴチャで見づらいかなぁ、笠間の新緑の広場で
下が芝生やし足あたりがソフト。県立美術館では人間国宝展もやってて
アートっぽい雰囲気がうまく出せてます。事実益子の人出は大きく落ちこんだ
ようで、どことも売り上げ大幅ダウンの声を聞きました。益子雀は
「笠間は良かったらしい」とうわさしてました。栃木県の益子焼。
茨城県の笠間焼。昔から張り合ってます。30分しか離れてないけど。
でも信楽の人が江戸時代晩期にノウハウを教えて笠間焼が始まり、
それが益子まで広まったというのが歴史的経緯。益子は濱田さんが来て
復興、賀茂田さんも来て造形指向の火もついて笠間は長らく益子の後塵を拝してた
けど和田さんや松井さん伊藤さんの活躍で巻き返しに成功。両産地の対抗意識
はげしさを増す。よそ目で言うと「もっとやれやれー」ですね。
|
益子の窯焚きもはじめて見ました。
|
焼成全2日 横焚きのみ4人シフト
(最終の8時間くらい)
この薪束150〜180束 1束250〜300円
|
引き出された色見 温度計は無し |
さて16年ぶりに益子に10日暮らしてみると、
バブルをくぐり抜け地道にやって来れてる同年代の作り手の無事を喜んだり、
バブルで踊ってひどいことになった上の世代の御大たちのうわさを小耳にはさんだり。
前にはなかったオサレなお店で食事したりとヒジョーにベンキョウさせてもらい
ました。オサレなお店を紹介して緊急レポートを閉めますね。
|
オサレなオーガニックレストラン ジャムゥラウンジ
もちろんベジタリアンで肉系は無し
内装はオサレな壁土塗まわし
ステキなひょうたんの照明もふんだんに
外人(ピー)と一緒に英語で会話するグループの
さざめきとにくらしいほど音量をしぼったモダンジャズ
を聞きながら「あしたは居酒屋に行こう」とオッチャンは
思いました。
|
|
もいっこ別の店。
土間、大谷石、蹴りロクロの瀬戸屋の仕事場が
そのままでオサレなカフェに。
こんな民家ショップも瀬戸屋の奥さん達の店。
ふだんは土日のみオープン。
ギャラリー『草の実』
だんな達の陶器や自作のアクセサリー・染作品・
手作りのパンなど
|