なごみのミドリ やすらぎの白 はんなりの赤
なのにとーっても丈夫♪ 1300度で焼いてるから〜♪

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レポート
New!セキララ 池の畔:ほとり
森のe-クラフト展vol.7
土岐と多治見
益子陶器まつり 益子VS笠間(2000年春)
団地・信楽・五条坂(2000年夏の報告)
『大阪ドームのテーブルコーディネイトフェア2001』
信楽やけもの市(2002年夏)
ORIBEX2002 全国陶磁器フェア
土岐美濃焼まつり
長野県 駒ヶ根市『くらふてぃあ杜の市』
彦根『花しょうぶ通り』クラフト市
『木かげのくらふと市』
案内チラシレポート

出展スケジュール

 

2005年 森のe-クラフト展vol.7

『 光と風をみる山里 永源寺町 』
 
e-クラフトとは eigenji 町の風と光のなかで
       
e(イー:良い)工芸を生み出そうと努力するものづくり達の
ゆるやかなつながり

    ecological 生態系に配慮した
    earth conscious 地球にやさしい
    everyday use ふだんづかいの 
    ethnic 風土に根ざした
    emotional 情感にひびいてくる

    ・・・そんなe工芸を

========

もう11月半ば 日に日に秋色が濃い

びわ湖の東 鈴鹿山地の入り口 旧永源寺町
ことしの2月に 東近江市になってしもたけど・・・

永源寺町=東近江市のやってるキャンプ場=『愛郷の森』
ここのバンガローを使って
毎年11月11日から5日間 
永源寺在住のモノづくり=工芸家たちと展示会してます

これが『森のe-クラフト展』です

5つのバンガローをめぐって見て行きましょう

ここは染織と木工

山形県出身の小林朗  の家具や小物と
茨城県出身の中根里美 の布=マフラー/たぺすとりー

中根里美は結城紬で織り子3年 益子でさらに3年修行
木綿/ウール/紬を草木染め 地機で手織り
今回は紬(つむぎ=手だけで糸にする絹の糸)のみ

小林 朗は京都大原の工房ごろろんきで8年
12年前に永源寺で独立 店舗/個人住宅などの注文家具制作

木工の小物 CDラックなど 
ひいてある布は 縦糸が藍染め木綿 横糸が草木染めのウールの
つづれ織りのタペストリー/卓布

次に紹介するバンガローは 12人泊れるおおきい2棟 ↓

背の高い松が風にユ〜ラリ 白い雲がポッカリ
色づく林の木々 森に渡る風も
ぼくらのおもてなし

さ 入ってみましょう

長野県出身の野田浩二の染色 
大阪府出身の渡辺徹夫の木工
沖縄県出身の阿波連永子の画/立体 渡辺さんの奥さんです


 
すんごいモダンやのにくらしにとけ込む麻の布
和の空間で生き 洋の空間でも生きる布

野田さんトコの工房の名前は「風野工房」
そやから「風が見える布」がコンセプト 
卓布/コースター/のれん/タペストリー

京都の嵯峨美の版画科から友禅の仕事につき そのあと
染め布の工房 風野工房を最初は土山町で 
12年前に永源寺に移転

このスカットしたテーブルは
椰子の木=ビンロウジュの足に
タガヤサンとゆー木の天板を組み合せた物
どちらもアジア原産

こんな山里での工芸展が 世界につながってる!

渡辺さんはこんなおもしろい家具も多いけど
奥さんのスケッチをいれた額絵の仕事もしたはります
沖縄出身の奥さんは すんごい絵を描かはりますからねー

 

さて次はこのバンガローの・・・

荒木佳代子の染色 藍染め 三重県在住やけど
染めの工房が永源寺町にあって鈴鹿の山の水で藍を染めたはる

安部俊夫の木工 近江八幡在住で工房が永源寺に
永源寺ダムの流木なんかもとりいれて作ったはる

高村晴美のステンドグラス 八日市在住 
この森とバンガローでの展示を気に入って今年が初参加

ここ↑では

静岡県出身 近藤有治の木工 家具などの精度の高い指物
能登川出身 北川陽子の染色 能登川伝統の麻を現代に生かす

夏のもの 
とゆーイメージの麻織物を
あたたかい麻の布 として染める
どこかインドネシアのイカットを感じる
モダンでエスニックな布

北川さんの織の工場はいま絣工房ファブリカとゆー名の展示場でときどき展示会も

 

次は↓6人用

バンガローの横にはテントがあって
レンガ作りの炉があって 
泊まったヒトたちは そこでバーベキュー

ウチはバンガローのすぐそばなんで・・・
『その匂い』をオカズにして ごはん食べてます

森のe-クラフト展↓ 

ぼくはこのテントの下とその横に野外展示
いちばん奥のバンガローへと人をみちびく役
三線を弾いたり お人が見えたら声を掛けたり
絵つけの実演をして やきもの作りの手順など説明
みんなヘェ〜とおもしろがってくれる

右うえの花器 岡山県の土屋さんから
備前焼の土をとりよせて うちの灯油の窯で焼きました
ワラを巻き付けて焼くと 緋ダスキ ってゆー
こんな景色がでるんですよ〜♪

 ヘェ〜 とみんなはげしくヘェ〜ボタンをたたく♪

そのワラなんですけど モチ米のワラはダメなんです
ウルチ米のワラやないと モチ米のワラは
ウルチ米のワラより 低い温度で溶けてしまいますから〜♪

 ヘェ〜ヘェ〜ヘェ〜ヘェ〜 すぐに満ヘェ〜になる

ま 陶芸家っていっても ぼくは
  ストリート系の陶芸家=やきもん屋なんで
  外/路上でやるほーが性にあってる

さて奥に進むと・・・


ここのテント下でも実演

日野町在住の古道末吉の金工 神戸出身 
鉄工関係の仕事から趣味でヘンなモノを作りはじめたら
だんだん注文が来るようになって・・・注文仕事いっぱい

いまやってるんは 窓の格子にする
真っ赤に焼いた 鉄棒の先を 葉っぱのカタチに
棒の表面を叩いて ねじり でこぼこさせ 表情をつける

コークスに風送って何度も焼きながら
この火の最高温度部分は・・・3000度!

 ヘェ〜! とぼくも
      みんなといっしょに
      はげしくヘェ〜ボタンをたたく♪
      うちのやきもんは1300度
      はるかに高いんやなー
      鉄の仕事は

バンガローの中には古道さんの仕事
鉄のフックや花器/キャンドルスタンドなど

この↓花台の天板は

ぼくらやきもん屋が窯で焼く時に使う
カーボランダム=炭化窒素化硅素の棚板 
釉薬が流れて使えなくなった棚板を廃物利用

 おんもしろい〜♪

 

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工芸は 
くるしみ多いこの世を 
ともに渡る暮らしの仲間  

日々目にする永源寺の自然から栄養をもらって・・・

e(イー:良い)工芸を生み出そう

    ecological 生態系に配慮した
    earth conscious 地球にやさしい
    everyday use ふだんづかいの 
    ethnic 風土に根ざした
    emotional 情感にひびいてくる

    ・・・そんなe工芸を

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八風窯(はっぷうよう)

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