こどもの飯碗を作る手順
水挽き→削り→化粧がけ→掻き落とし・・・ときたら
色化粧土で小鳥を描く
掻き落とし双葉の横にオレンジとグリーンで小鳥
これ 物は こども飯碗やのーてビアマグです
うーんと白い粘土をゆるく溶いたのが白化粧土
そこに鉄サビを入れれば黒化粧ができる
いろんな色化粧だってできます
これ、東洋の伝統的なやきものの色づかいやないです
タイルやなんかの西洋の技術で近代になって作られた色
うちのやきものは伝統的な東洋の色使いと
この西洋的な色使いをミックスするんで
和風でもあるし同時に洋風でもある、
伝統的でもあるし、モダンでもある・・・そんなやきものになるみたい♪
色化粧土、
ぼくはピンク/オレンジ/グリーン/水色/青色を使ってます
ここまでできたら一遍 焼く 800度で 素焼き
植木鉢くらいに焼いて・・・
色さし これはうちのカミさんの仕事
ぼくが生(素焼する前のこと)の時に掻き落としして
絵のリンカクはできてるンでそこに下絵付けの絵具で色をさす
この灰色みたいな3色が1300度で本焼きしたらミドリ/紫/バラ色になります
色さしすんだら
ぼくが小鳥の羽にミドリを入れて クチバシ/目/足を鉄で描く
鉄=鉄サビ=ベンガラを本焼きしたら→茶色か黒に発色
さて絵付け完了
さて釉薬(ゆうやく:うわぐすり)がけ
絵付けの品もンには透明にとける土灰釉(どばいゆう)をかける
これ簡単にゆーと クヌギの灰1石灰石1長石1
を混ぜたもんです。
これを1300度で焼けば溶けて薄いガラスの膜になって、
荒い粒子の粘土で作った器も、水もれへんし、つるつるピカピカで汚れにくくなる♪
すごいねー
灰は溶ける=ガラス ←これを発見した最初のヒト=陶工
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本焼き 仕上げ 完成 につづく〜♪
そやけど5/4〜7は家をあけるんで5/8以降に書きます♪
この土日は2年ぶりで信州駒ヶ根の『クラフティア杜の市』に出展!このクラフトフェアはもしかしたら日本一カンジいいクラフト市かもしれません↓↓↓たのしみです〜♪
『2001駒ヶ根の出展レポート』
こどもの飯碗 焼き→完成 につづく
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