こどもの飯碗 『削り』がすんだら
『化粧がけ』
本体の土はそのまま焼いたらベージュ色
ほんの少し鉄分がはいってるから
もっと白いほうが食器として清潔感がある
だから白い粘土をトロトロに薄めて白く 化粧する
内側は杓でかけて 外側は高台を持って浸しがけ
白い土をかぶせることを粉引(こひき)といいます。
白い粘土は韓国南部の河東(ハドン)の土
陶芸の世界で古くから使われてきた白い土
乾いたら・・・
クギ状の鉄筆(てっぴつ)で 掻き落とし
双葉や花びらの文様を引っ掻く
白い化粧土がはがれて 本体の土の色で リンカク線が出る
なので このリンカク線は筆で描く線とちがって
強くきっぱりした感じの線になり
焼いたあとも指でさわると へっこんでる
こどもの飯碗 色化粧 素焼 下絵付 釉がけ
につづく
|