4〜8才のこどもの
手と指が使いやすい こども飯碗
どんな大きさ形なんやろ?
それをもとめて仕事する
土を揉んでロクロで 作り
手に水をつけて仕事するんで『水挽き』とゆー
『水挽き』のあと 1日くらい乾かして・・・
『削り』する
ちいさい人たち こどもが 持ちやすいように
安定がよくって コケにくいように
高台=糸底は やや高く やや大きく 削る
高台ばかりで印しをつけて
カンナで高さを出し
針金をよじった道具で
高台ぎわと高台の中を削る
イキオイのある削りを心がける
そのイキオイは きっと
小さい手と 指をとおして こどもたちにも 伝わるはず
手のする仕事は
機械のする仕事よりも イキオイがあって
それが役に立つはたらきをする・・・それを伝えたい
こどもたちの手がかかりやすいよう
こどもたちの指がすべりにくいよう
一生懸命考えて
迷わず イキオイよく 削る
ぼくんとこは八風街道のそばでやってるんで
窯の名前=屋号は八風窯:はっぷうよう
なので八角形に風が うちの窯印=責任保証
なんか風水的にも 八角形に風って イイらしい♪
こどもの飯碗 化粧がけ 掻き落とし
につづく
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