| 器 は 料理のきもの
 これ↑北大路魯山人のコトバ
 
 家庭のうつわは懐石料理屋のうつわとはちがう
 コケオドカシや演出過多はいらんコトや
 
 でも どっか ちょこっと 気取っててもらいたい
 使う人が食材をつかって描く 『絵』なんやから
 
 
  十色みどりやなぎ文 
 昨日の画像でもパン皿に使ってた7寸皿(直径21センチ)に・・・揚げだしドウフとシュウマイとシシトウのてんぷら
 
 ぼくは京都の都会っ子なんで、鴨川のしだれ柳が目の底にあって・・・
 
 ミドリのヤナギがさらっと垂れて・・・キレイでしょ♪ さわやかでしょ♪
 
 おんなじ食材を ある時は 織部(オリベ)の長皿に・・・
 
 
  
 ちょっとカンジちがうでしょ♪
 
 織部で角皿やからちょっと料理屋よりの雰囲気
 
 うちの魯山人風の織部は前から料理人さんには定評があって、
 京都全日空ホテルでにぎり寿司盛る皿として使われてたり、
 鮎料理の老舗『平八』さんが使こてくれたはったり・・・
 料理屋むけには重厚感がいるんで10ミリ厚で作ってた。
 
 でも上の織部長皿は家庭食器として使こてもらえるよーにした新サイズの改良版。
 料理屋のサイズをひとまわり大きくして、家庭で多用に使えるよーに改良。
 
 和の料理だけやのーて洋の料理もうけとめるよーに、絵付けを整理して控えめにした。
 洗う時、しまう時のこと考えて、料理屋むけのもんより改良版は厚みをうすくした。10ミリ→7ミリ。
 1300度で焼いてるからこれで充分に強度は確保。
 
 この織部長皿
 なにも盛って無いと・・・
 
 
   
 抽象的な絵 モダンアートにも見える。
 
 家庭のうつわ3につづく 
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