| ■家庭:生活をともにする家族のあつまり。その場所。
 やきもの屋のくらし。独立19年目。
 7年ほど前からは年間20箇所ほどもイベント/陶器まつりに
 売りに行く。5/3,4,5は土岐美濃焼卸団地の陶器まつり。
 
 手づくりの陶磁器小売りの専門店が売る力をなくしてるんで、自分でつくって自分で売る時代。
 
 クルマに展示のための道具立てと作品をつみこんで、現場に行き3〜12日も家をあけてクルマに寝泊まり・・・外食。
 
 そんな出張のあと、何日かぶりに家に帰りついて
 家の飯を食べる・・・
 
 
  青小花文 
 シシャモとか春野菜の芥子あえとかのフツーのごはん。
 
 何日も家を出て高カロリーの外食を繰り返したあとのホッとする「家庭の食卓」
 
 
   
 食卓にならんだ自分の作った器を見て・・・
 
 ホッとする器たちだな、と実感しました。
 
 
 なんでもない器のなかに
 なんでもない食べ物がはいっていて
 なんでもなく日々が過ぎて行くことのありがたさ
 
 ふつうの人のなんでもない暮らしを支える命の糧(かて)、家庭の料理。
 毎日毎日くり返す仕事やから、料理屋の料理やないから・・・
 地味で気づかれへんけど・・・
 
 それを用意する女の方たち、
 妻や母の仕事に大事なものがやどってる気がする。
 
 
  十色みどり文 
 食卓はヒトとヒトの和を結ぶ場所・・・そうであって欲しいし、
 そのお手伝いができればうれしいと思う。
 
 ぼくの作る器が暮しの「彩り」となって
 心をゆるめるひとときをお手伝いできればうれしいと思う。
 
 何日か家をあけて外から帰ると・・・
 
 ・・・実感する。
 
 ここでそんな器を買ってくださいませ。
 『ハプーのやきもの屋さん』作品一覧
 家庭のうつわ2につづく 
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