1ミリにも充たない ちいさな花・・・
両手にもあまる おおきな花・・・
花とは思えない かたちと色・・・
いろんな花があり いろんな花を咲かす
目をこらせば そのすべてが 花・・・
ほんのひととき 花はひらき
いのちの歌を歌い 朽ちて 落ち
つぎの世代を準備して
ひっそりと この地上から 消える
花がきれいなのは 『考えなしに』咲いているからだ
ヒトの生きるこの世が『解脱』から ほど遠いのは
ヒトは『考えなしに咲く』ことが むずかしいからだ
あの歌がまた 聞こえる・・・
花は 花として 笑いもできる
人は 人として 涙もながす
それが自然の歌なのさ
心のなかに 心のなかに 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いついつまでも いついつまでも 花をさかそうよ
『花』 作詞・作曲 喜納昌吉
「花づくし」にもどる〜♪
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