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 これ 桜文夫婦湯のみに 名前いれのお誂えの
 途中経過報告のための画像です
 文字の大きさ/太さ/字体/配置などこれでイイかどうかをチェックしてもらう業務連絡をかねてサイトアップしております。
 ----------------------------------------------------------------------- 下絵つけ(本焼き1300度の前にする第一段階の絵つけ)し、『幸三』の文字を描きました。
 画像では黒い墨のような色で描かれてますが、釉薬をかけて焼成すると染め付けの色=ややしぶい青色に発色します。
 『恵子』の文字は上絵=赤絵(本焼きの後に絵つけして850度で焼きつける第二段階の絵つけ)
 画像はほぼ同一形状の本焼きがすんだカップに、こうなりますと云うサンプルとして描いたもので、未焼成です、焼くとやや艶がでます。
 この桜文様の湯のみに名前入れするとなるとこんなカンジに描くのが順当かと思いますが、いかがでしょうか?
 花や散る花びらなどの文様とのバランスをとりながら 4センチ角プラス1センチ角の2字のお名前=『幸三』『恵子』を入れ、
 大きい文字をやや太く描き軽やかさを感じさせる適度な余白をもたせるとすると
 このような文字の配置/太さ/字体の描きかたになりましたがこれでどうでしょう。
 もし変更が必要なら 5/20正午までに御指示いただけますように。 青い字の方も変更があるならば、もうすこし明るい色にあがる、上絵の絵具のブルーで描き直させていただき
 赤字『恵子』とともに850度で今日の窯に入れます。
 どうぞ御指示/ご連絡くださいますように。 -------------------------------と朝にアップしたらさっそく電話があって 気に入りました そのまま進めてください とGOサインをいただいたので・・・  
 桜文三方湯のみ 青/赤 内に1枚 外に3枚 散る花びらが描かれてル
 青で描いた方はもう完成してます。 素焼→下絵つけ(ミドリ/青/黒の3色)→釉薬掛け→本焼き1300度 赤は1300度では焼けない色なので下絵つけはピンク/ミドリ/黒の3色でやって
 赤の色を使う部分とばしておいて本焼きしたのちに
 2段回目の上絵=赤絵=色絵=あと絵して
 焼きつけるためにもう一度850度で焼きます。
 うーんと サクラは花の王 すべての花の象徴春をあらわすと同時にすべての『花』の概念を代表する花
 手でロクロを引いてつくるときにかすかな/きっぱりした/たおやかな
 指の跡をのこす=指筋をいれるわけです
 この指筋がこのうつわに吹いてる『風』に見える
 ハナビラはゆるやかに舞う
 風が吹いているうつわうちの窯名=屋号は八風窯(はっぷうよう)ですからね♪
 この指筋 見かけだけやないんですちゃんと 機能=はたらきがある
 いい指筋の入った手づくりのうつわは使う方の手と指をたのしませる
 いい指筋の入った湯呑みは握りこむ手が気持ち良いし
 すべりにくく保持しやすいんです
 そんなふうに手でつくり手で描く
 風が吹いているうつわ・・・八風窯のうつわ
              どう?  
 『ウレシイお誂え2 大地クンのお皿』 
につづく |