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レポート |
土岐美濃焼まつり | |
せともん(瀬戸物)・・・とゆーコトバにまとまってしまってた感のある「やきもの」 愛知県瀬戸市のやきものが江戸期に広がった結果の知名度。 でもじっさいは和洋食器の国内生産量50%以上が美濃焼。 美濃焼・・・岐阜県 多治見市/土岐市/瑞浪市で焼かれる和洋食器のこと個人の作り手の手づくりであれ、窯元の工房生産であれ、大規模な工場での大量生産であれ、すべてを総称して「美濃焼」。 織部/志野/黄瀬戸などなど桃山期の発祥時点では瀬戸ではなく美濃ではじまったみたい・・・これ学者がいろいろゆーし、瀬戸との本家あらそいハゲシーみたいでややこしいんですわ。瀬戸と美濃は昔から張り合ってるンやなー。 ともかく5/3,4,5『日本3大陶器まつり』のひとつと銘打たれた「土岐美濃焼まつり」に出展しました、以下はそのレポート。 きのう書いたABC浴場とゆーフロ屋で汗をながす。 この石碑、「陶祖之碑」です。 この土地にやきものを始め、発展させた陶工たちをたたえる碑。こんなんが瀬戸や多治見、土岐、瑞浪と各陶業地に立ってます。 この碑は昭和26年に立てられてル。漢文なので漢字を追うと・・・ などが読み取れる。 一夜あけて5/3。 土岐川の周辺にある町を見下ろす高台に、でーっかい商社の倉庫群がならんでる。 その倉庫群のタテヨコの道路にはられたテントが100。 商社の蔵出し市では『詰めホーダイ¥800』とか『オール¥300』とか和洋中、業務用、園芸品。市価の3〜7割引きとか。商社は一部、手づくりの「陶芸品」もあつかってます。 テントでの出展も、この団地に参入してない中小の商社のそーいった品が中心やったけど、地元の個人作家や手づくりの窯元なんかでツテのある人たちが10年ほど前から出店しはじめたらしい。 でもマンネリになるでしょー、 3日間で25万円の売り上げ。まあ悪くない数字。 でも「この作陶家コーナーに人が集まりすぎる」、 来年の出展料はあがるかなー、ことしは2間×1,5間のテント半分で3万円の出展料でした。
京都山科の清水焼団地の陶器まつり7/18〜20で、いつもぼくとテントを分けあってるKさんの奥さん。 「陸」くんは去年の清水焼団地の陶器まつり初日7/18に生まれた。 明け方に瀬戸を出て下道走ってたどりついた山科の団地。 ケータイが鳴り母子ともに無事。まわりのみんながKさんの長男の誕生を祝いました。 「団地の陶器まつりの初日に生まれたんやから名前は『団一』にしろー」と勝手な命名をしてました。
となりあった者どうし、助け合い、食べ物を分かちあった3日間。やきものとの出会い、勉強の道筋、苦しくもある現状をやりとりしあい、はげましあう「やきもの屋のくらし」 売れた者も売れなかった者も、 若いやきもん屋、おじいさんのやきもん屋、女の子のやきもん屋、そのこどもたち、その家族たち・・・みんなそれぞれの「やきものの現場」にもどってまたあしたから作りはじめる。 ありがとーございました ・・・深々とおじぎしてひとりひとり去っていく。 いちばん最後になって、だれもいなくなった団地で、売れ残ったやきものを梱包しながら思う・・・ 自分のつくった品もンを道端で並べて自分で売る「やきもん屋のくらし」 「しあわせな暮らし」させてもろてるなぁ・・・・ |
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