| やきもん屋のぼく 独立してから20年
 ぼくの7月8月はなんといっても京都の2つの『陶器まつり』です
 7/18,19,20は山科にある清水焼団地の陶器まつりあさ10じ〜よる9じ
 8/7,8,9,10は 京都五条坂の陶器まつり。あさ9じ〜よる11じ
  五条坂から西空の雲 必ず夕立ちが来る!
 1987年から出し続けて今年で19回目。
 毎年、毎年うれしい出合いがあります。
 30才の夏から比べるとさすがに最近はえろうなってきました。
  でも今年も、京都のあついあつい陽に焼かれに行きます。そして天の底のぬけたみたいな夕立ちを浴び、
 そのあとの夕焼け空をたのしみに行きます。
 とくに五条坂陶器祭はぼくにとって思い入れの深い陶器祭。ここで出会い、ここでぼくを育ててくださった方々のおかげで
 ぼくはやきもの屋になれた。そんな恩のある場所。
 東大路から鴨川までの国道1号線ぞい、北の歩道も南の歩道も両側にやきものを売る店、包丁を売る店、たこたき、ラムネの夜店が立ちならんで・・・
 1年でこの日だけひろい国道で分断された五条坂の北と南をひとびとが行き交います。
  ぼくも小学校3年頃親につれられて行って退屈で退屈で・・・ノベルティのちっちゃいアヒルとか犬とか動物のミニチュア買おてもろた  なぁ・・すぐ足おれてもうたけど。
 もともとは六波羅密寺(珍皇寺)さんの御盆行事『お迎え鐘』を突きに来やはる参拝客をあてこんで、どこぞの窯元がみかん箱に傷モン並べて売り出したら
 エライ当ったそうで今や80年ぐらいつづく京の夏の風物詩に。600ぐらいの出店とか。
 心得ごとなんですが北側は京焼窯元や問屋、五条坂に店張ってる陶器店などいわゆる清水、京焼です。
 南側中央は有田・美濃・瀬戸の機械もんをあつかうテキヤさん
 南側の東端と西端にぼくらみたいな個人作家が多いです。
 もともとは店が少ないと人の流れが悪いンで京都で修行して独立した若手でもにぎやかしに入れとけっちゅーことです。
 この↓レポートは2000年の夏のホーコク 『陶器まつり』 これ↑さえ読めばあなたも京都2陶器祭の事情通になれます。渾身のレポート ハプーの自信作です。ぜひ〜♪
 信楽の陶器まつりもホーコクしてますが、それはもう5月連休に移りました。団地/五条の陶器祭はそのままの日取りでことしも!
 さあ今年はどんな出会いがあるかなぁたのしみやなぁ・・・
 
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