畑便り ２０１８

この一年ありがとうございました。

　今年は本当に激しい異常気象で、春先の苗作りもうまくゆかず、ほぼ一年の野菜に影響してしまいました。　　ご不便をおかけしたことと思います。
その他私事の生活面でもズタズタになってしまいそうな事が続いた心に、　変化を与えてくれたのは、民泊の受け入れを始めた事でした。

　若い中学、高校生と２〜３日という短い時間ですが、生活を共にすることで、　彼等が私達の自然に寄り添う農と食を中心とした暮らしの一端を体験し、何かを感じとってくれて、食後の紅茶の時間を共に楽しんでくれる姿は、私達に今生きているという喜びを与えてくれました。

　未来を生きる若者達に、私達の生き様や思いを伝える機会に恵まれた事が、少しでも何か彼等の将来の参考になれば、本当に実りある一年だったと、厳しい自然に感謝する思いです。

　若者を迎える前の緊張感、そして見送った後の一抹の淋しさを含んだ、けだるい安堵感は、今　私達の日々の生活に張りを与えてくれているようです。

くる年が、生きとし生けるものに、幸多き年でありますように。

　今年心に残った一曲

　　　『一本のえんぴつ』　　はまだ　まりこ　　

　　　　　　　　　　　　　ラウンジローゼスより

　心に残った映像

　　　『地球少女　アルジェナ』

　　　　　　　　　　　　TV東京　２００１・１/９〜3/27

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お元気ですか？

昨年は、お便り出来ませんでした。申し訳ありませんでした。
この一年もいろいろありました。仕事の上での私にとって理不尽な出来事、兄が亡くなった事、民泊を始めた事・・・等 結構ハードな出来事でした。

　お茶を飲みながら、フッと流れてくるカーペンターズのカレンの歌声を聴きながら
夫が言った　『我々はいい時代を生きたよ　ナッ！』　と

　そう！　何より戦争がなく、自然もあった、発展もあり・・・・・
そして、自由に生き、いい人達ともめぐり会えた。

考え様によれば、ここまでくると今の悩みなんて、たわいもない事の様に思われる！
が、民泊で中高生と一緒に撮る集合写真を見て、ため息をつくこの頃です。

今年亡くなった、樹木希林さんが悩んでいる娘さんに言ったそうです。
『おごらず、人と比べず、面白がって生きればいい。』　と

私もそう思います。　この歳になるから、またわかることなのでしようか。

来年はどんな年になるのでしょう。ワクワクしながら楽しみましょう！